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 創作料理店からドッグカフェへサービス転換をして成功。
 犬をテーマにサービス拡大中!
 犬のくらし・ペットショップ marru オーナー:板倉 典子さん
犬のくらし・marru オーナー 板倉典子さん 1. 飲食業経験者の彼と出会い独立の夢が一気に加速
大学在学中にパソコンの楽しさを知り、卒業後は気象情報関連の会社で天気番組のCG制作や編集業務などに従事していました。
その後、インターネットの広告代理店でWebプロデューサーをしていました。広告主の事業のサービスを提供し続けるうちに、 人の事業を手伝うのではなく、自分で事業をしたいという気持ちが芽生えたのです。 飲食店未経験でしたが、料理人として飲食店勤務の経験をもつ主人と出会い、心強い味方を得て独立の夢が一気に現実味を増しました。実家が自営業をしていたので、漠然と自分も独立の道を歩むだろうと感じていました。私は昔から自分の直感を信じるところがあって、 『きっとうまくいく』って思えたんです。
そうと決めたらすぐに行動。まず物件探しに着手しました。ネットから不動産会社に一斉に依頼をしました。最初は、恵比寿、品川、目黒、自由が丘など自分の好きな街を探していましたが、 賃料や保証金が高く断念。世田谷区まで範囲を広げ、これはと思うものが見つかると内見に駆けつけました。 今の物件は駅から少し離れていましたが、路面店で広さも手頃、私たちには好条件でした。
2. 客足が伸びず経営が厳しい時期も
物件探しが一段落すると、次は融資。自己資金の600万円だけでは開業資金が足りず、国民生活金融公庫に借り入れを申請。 しかし、未経験業種での起業のため、容易にOKは出ませんでした。
そこで、商圏の日中と夜の人口、年収別の世帯比率などを事業計画書に 盛り込むなど工夫を重ねました。アポなしで5回、国民生活金融公庫に出向き、プレゼンを行って意欲を示しました。主に、資金調達、申請関係、宣伝などを自身が担当し、料理は夫に任せて分担をしました。
店のコンセプトは、緑を多く置いて来店するお客さまが安らげる場所にしようと考えました。 料理は和食とフレンチをベースにした創作料理。メニューは夫とともに考案しました。 こうして2004年4月に開業。告知は、駅前でのチラシ配りのほか、雑誌の編集部にメールを送ったり、 地元のケーブルテレビに売り込みをしました。
開業がこんなに大変とは知りませんでした。しかも、開業して1週間後に結婚式を挙げたんです。 周囲の人たちには相当驚かれましたね。開業前は、前職の引き継ぎ、オープンの準備、結婚準備と、 もう忙しさはハンパではありません。開業後も、慣れない飲食業で疲労はたまる一方。なかなかお客さまも入らず、 苦しい時期が続きました。食べていくためにフリーでWebプロデューサーの仕事も始め、 店が終わってからWebの仕事をしていたこともあり、心身ともに限界でした。
当然夫とのケンカも増え、「なんで私ばかりが……」という不満が膨らみ、店の仕事を楽しむ余裕もなくなり、 悶々とした日々を過ごすように。
このままではダメになってしまうと思い、新たに人を雇って店は夫とその人に任せようと考えました。 自分は完全に店舗経営のみに従事し、Web関連の仕事に復帰したんです。

3. 料理もきちんと食べられるドッグカフェが好評
ちょうどその頃、ある発見がありました。店の前を通るのは犬連れの人たちが多い。常連客の中にも、「犬と通えるおしゃれな飲食店がほしい」といった声が聞かれました。ドッグカフェの需要が高いのではと思い、今までランチタイムとディナータイムの2部制でしたが、 カフェタイムを設けて、日中に散歩する犬連れのお客さまを取り込むようにしました。ネットを駆使して、愛犬家のネットワークに告知したり、ブログを使って宣伝。これが見事にあたり、 毎月120〜150%の売り上げアップ。
訪れるお客さまからは、「ちゃんと食事ができお酒も飲めるドッグカフェは珍しく、とてもうれしい」という言葉をもらいました。
2006年11月にジャペットの協力を得て2店舗目『犬のくらし marru』を開業。今までは飲食が主体だが、今度は犬のくらし全般をサポートしたいと、 健康を考えたペット用のおやつやグッズ、犬のトリミングサロンやイオンセラピーのスペースを併設。1店舗目と同様のコンセプトで飼い主も食事を堪能できるよう、しっかり料理を摂れるメニューを構成。お陰様で開業から評判は上々。 今後も次々と新サービスを提供していく予定です。
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