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 【3-1. 犬に対しての老犬介護士の役割】
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JAPeT 老犬介護士のケアの対象となるのは、ペットとしての犬とそのオーナー様です。そして、もっと広い意味では社会に対する役割というものも忘れてはいけません。ケアのポイントは、犬とそのオーナー様、そして社会に対してそれぞれ違ってきます。

では、それぞれに対する具体的な役割とは何でしょうか。

老犬の生活をより快適に!
出来なくなったことの補助だけではなく、
出来なくなったことを、再び出来るように導く!
犬、それも対象になるのは老犬です。
そして実践的な介護の対象となるのは老犬の中でも老化による心身の衰退により、生活に支障をきたすようになった末期の高齢犬です。そんな老犬だから病気にもなりやすく、怪我もしやすくなっています。そういった病気や怪我を直すのは、獣医さんの役割です。でも、獣医さんは老犬の日常生活のケアはできません。

このような老犬に対して出来るだけ快適に生活出来るようケアを行うのが老犬介護士の役割です。しかし、単に補助をすればよいというものではありません。より犬が快適に生活できるようになるための専門知識、そして犬に不快感を与えないための実践的なスキルにより老犬のために、高度なレベルでの生活補助をしてあげるのが老犬介護士の役割です。

▲自分で歩いたりしゃがんだりできない
 老犬の腰を支えて排泄を促す
単に犬が出来ないことを補助するだけでなく、犬自身が再び自分でできるように導きながら、犬自身が持っている自然治癒力を回復させることを意識しながら補助をしてあげることが老犬介護士の役割です。
一時的に補助してあげることにより、再び犬自身が自分で補助なしでできるようになるようにケアをしてあげることが理想的な役割といえるでしょう。
でも、現実的にかならずしもそうなるとは限りません。
しかし、そういう姿勢で老犬の世話をすることにより犬に対しても前向きな気持ちが伝わり、犬自身の前向きな気持ちを呼び戻し、かつ、オーナー様の気持ちも前向きにするものだと思います。

具体的な介護方法については、実践研修会で学んでいただかなければなりません。

排泄の補助、食事の補助、運動の補助など、それぞれの分野について高度な老犬介護知識を持ち、かつ実践的なスキルを持って老犬のケアをしていくことが老犬介護士の役割です。またその目的は単に排泄ができないから手伝ってあげる、自分で歩けないから手伝ってあげるというものではなく、あくまでもそれらのことを愛犬自身が再び自分でできることを目標に老犬の生活全般のトータル的なケアをしてあげることも老犬介護士の老犬に対する役割なのです。
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